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手術後消えた腎臓 医療事故それとも?

2012年09月27日
【新唐人2012年9月28日付ニュース】中国湖南省の劉勇さんは去年、住血吸虫(じゅうけつきゅうちゅう)にかかったため脾臓(ひぞう)を摘出する手術を受けました。近日、腰痛で検査を受けた劉さんは、左の腎臓がなくなったことに気づきました。
 
去年7月、劉さんが湖南省岳陽(がくよう)第一人民病院で検査を受けたとき、腎臓は両方とも正常でした。ただ深刻な住血吸虫病にかかっていたため、8月24日、湘岳(しょうがく)病院で脾臓を摘出しました。
 
しかし今年9月9日、腰痛で検査を受けた際、左の腎臓がなくなっていることに気づきます。11日、他の病院での再検査でも、やはり左の腎臓はなくなっています。
 
劉さんの左の腎臓は一体どこに消えたのでしょうか。去年手術を担当した主治医は、劉さんの腎臓は先天性発育不全で、去年の診断は誤診だったと言っているそうです。
 
劉さんの兄は、医者が手術中に左の腎臓を摘出したか、あるいは手術で傷つけたため責任を負わされるのを恐れて黙って摘出してしまったかどちらかだと見ています。
 
劉さんの境遇はネット上で議論を呼んでいます。ネットユーザーの意見を見てみましょう。
“医者も腹黒過ぎる。彼らが腎臓を売りさばいたに違いない”
 
また、以前闇の臓器売買ブローカーが“腎臓を売って、iPadを買おう”とのスローガンを掲げたこともあり、ネットユーザーはすぐiPadやiPhone5を連想しました。
 
“ある人は腎臓を盗られ、泥棒はiPhone5を買う”
 
“簡単だ。多分主治医が腎臓を売ってiPhone5を買ったんだ”
 
手術後腎臓がなくなったのは劉さんが初めてではありません。 去年10月、河北省の尿毒症患者・高兵強さんもネット上で、自分の左の腎臓が病院に盗られたと訴えました。実際、中国の多くの大都市には組織化された大規模臓器売買ネットワークが存在し、闇の臓器売買が横行しています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤(マ) 映像編集/工)
 

 

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